2012年11月14日

ナギについて

ナギについて」をUP。
「花さく庭木の話」という随筆からナギに関する部分だけを抜き出しました。

 ナギの花は初夏にさくも目だたない。定家卿の詠に、「千早振る熊野の宮のなぎの葉を変はらぬ千代の例(ためし)にぞをる」。その常緑の葉を神威の尽きざるによそえて社頭に植えたのだ。紀州切部王子のナギの葉をかざして熊野へ参ること、『保元物語』に見え、これをかざすと山道で蛭に吸いつかれぬといい伝う。

 木やり節に、本町二丁目の糸屋の妹娘を欲しさに熊野へ三度詣ったと大層らしく唄えど、これ何ぞいうに足らんや。畏くも白河法皇は前生に蓮華坊という沙門なりしが、熊野信心の法力で天子に再生あったと申すことで、百余度も詣でたまう。さて老後の御幸大儀とあって、都近く三山勧請の御志あり。


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posted by てつ@み熊野ねっと at 11:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 南方熊楠のキャラメル箱更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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